恋ヒシカルベキ

ブランドだよね！
結局のところ、ブランドに惚れた（「惚れた」？いや、違うだろ、その単語。）だけなんだよね！例えば別のものだったとしたらどうヨ。ここまでのめり込みはしなかっただろ。
結局のところ、多面体のたった一面だけを示されて、その他にどんな暗黒面があるのかも知らずに、何を言っているんだろうワタシは…。商品に傷をつけちゃいけないから指輪も外していたのだって、何を言ってるんだろう自分は。そんなに言い訳が必要なのか、なのか、コレ？そこまで深刻なのか？

死にたいのは別にそのせいじゃなくてね。
いや、せいっちゃーせいなんだけど、それに端を発しただけで、直接的な原因は別にあって。会いたいと、言ってみるけど直後に打ち消す。会ってもどうにもならない。会わなくていい。
けれどもし他人になってもう一度、もしよそながら見ることでも叶うなら、いそいそと行ってしまうのだと思う。きっと他人のふりなんかしなくても気がつかない。あの人はワタシに気づかない。

きっと思うのだろ。
何を踊らされていたのだろう　て。

何を、ゆめみていたのだろう。
何ゆめみてるの。

ユメミテレバ？

自分は弱くて莫迦で、どうしようもなく孤独なひとつの存在でしかない。
そのうちクシャッと消えていく。
こんなふうに右往左往して、何の結果も出さずにいることを、上からみていたって少しも楽しくはないだろうに。ワタシだったら、イライラしてもうさっさと潰してしまうのに。

指で潰して、ふっと吹いて、おわりにできるのに。

やっぱり　少しツライ。