「大丈夫なんとかなる」

という欺瞞。
暗闇の中で、あたかも目を開けたらそこには晴れ渡る平和な世界があるかのように振る舞い、「私は大丈夫」なんだと。でもね、見えるんだよ。薄目で伺う世界が、私の立っている世界が、やっぱり真っ暗で寒い寒い寒い冬のど真ん中だとゆーことが。見なくても感じるんだよ。爪先から体温を奪っていくんだよ。私の立っている世界が。

「大丈夫」だと?どの面下げていうのかそんな事。
「なんとかなる」?今までなんとかなった試しはあったか。

いつだって、どうにでもなった。なんとかなったよ。時間がどうとでもしてくれる。私は、また立ち上がって、この暗い世界のなかをウロウロし始める。それを「大丈夫」というのならば。

Read More...

2012.10.31.20:21 | トラックバック (0) |

座右の銘は

結局またこれに帰因してしまうのです。
わたしはそもそもここから始まって、ダーッと走って、走って走って走って駆けて駆けて飛ぶように駆けて、転んで、転がり落ちて、「仕方ないよな」と、言うのです、泥まみれで。血に汚れて。仕方ねーよ。自分で招いたことだから。

あれ って。そもそも、なんで走り出したんだっけ?

だって、「仕方ないよな」と、思ったからだ。
あの時に。それがつらくて走り出して、駆けているうちにワレを忘れて、派手に転んで、「仕方ねえよな」と、言うのだ。もはやコレ、座右の銘です。

人生とともにある概念です。

2012.10.04.20:36 | トラックバック (0) |

求めずに眠れ

誰も嘘をついてくれるほどに優しくはなく、私は一度立ち上がりかけたのに自らまた、首をつかんで倒れ込んだ。

その挙げ句がこれか!いっそ笑える!アハハって。

君であったのならいっそ良しとしよう。
君でなくても、神様が送り込んだ私への、一番よく効くクスリのようなもんであったと。

思える。笑える。。。

Read More...

2012.10.02.20:21 | トラックバック (0) |

死にゆく言葉たちよ

あのときになぜ「必要の無い破滅」と言われたのか今ならわかるよ。
私は、自分から遙か離れた着弾点に向かって、全速力で走っていたんだね。夜も眠らず昼も休まず、持っているものをかなぐり捨てて、被弾するためにだけ、わざわざ走っていったんだよね。

いまもたぶん。

なんで走るのかわからないままに、何が自分を走らせているのかもわからないままに、結果だけは明らかな目的に向かって、ただ走り続けている。義務であるかのように。強いられているかのように必死に。

Read More...

2012.09.22.16:39 | トラックバック (0) |

もう泣かなくていい

なれば大丈夫のはずの「来月」になって、もう半分も過ぎてしまった。ひとつき過ぎて、まだこんな状態だとは。

自分の価値を他人にゆだねてはいけない。
自分の価値は自分で決めなければいけない。

そうでなければ、何もかもが簡単に崩れる。

特別なことではない。ありふれたことで、今まで当たり前のように自分の肩に乗っていたもの。今回降ってきたわけではない。ただ、わたしは、うつむいたから、滑り落ちただけ。滑り落ちて足下に転がった。今まで見えていないまま背負っていたのに、滑り落ちて目に触れてしまった。というだけのことだ。

Read More...

2012.09.17.08:43 | トラックバック (0) |

△ Page Top