特にあの中断後の9回裏で、Oカダ監督が満塁背負ったK保田にかけたとゆーコメントにはホロッときたヨッ。

「もう打たれ。こんなんで負けてもお前のせいやない。責任はオレが取ったる。むちゃくちゃ投げえ。」（デイリースポーツ）

なんつーか、まるで山崎豊子の小説でも読むような人情味あふれる関西弁。（←関西弁当たり前。）
去年は何があってもベンチでふんふんふんとしているだけだったあのOカダ監督が、絶体絶命の選手にわざわざマウンドまで足を運んで声をかけるとは、それだけでも何やら我が子の成長を見る思いで「…じーん」ときてしまったのに、こんなことを言っていたとは涙が出るヨッ！

実のとこオレはあの時、Oカダ監督が多分怒りとばかばかしさでいっそ笑顔が出てしまったのであろ、ニタァっとしながらK保田に話しかけているのを見ながら「これで負けなかったらキミら凄いヨ！」と思いつつ、虎の逆境を見るに耐えずにチャンネル替えて格闘技なんぞ見ていたのですが…。（ホントは格闘技にほとんど興味なんて無い人間なんですけど（WWEだって最近見ないし！）U野さんファンの友人に「見てネ！架路もU野さん応援してネッ！」と一ヶ月前からくどくどしく頼まれていたので、彼女が「魚に似ている」と評するU野さんとやらの顔を見てみたかったこともあり、オレが応援する人はたいてい負けるけれどいいのであろうか…と思いつつ見ていたのですが…。案の定、U野さん出血多量で負けてしまいましたが…。）

話を戻し。

しばらくしてから「もう負けたかなッ？」と思いつつチャンネルを戻した時に延長戦に突入していたのにはホント、吃驚しましたヨッ！すごいヨ！あの逆境を乗り切ったヨ！これこそ逆境ナインだヨッ！飛行機が雲より高く飛べるのは空気の抵抗あってこそ、とゆー名言の飛び出したあの逆境ナインだヨッ！（映画見てないけど！）
と、ひとしきり感動しましたヨ…。

そしてユタカと言えば昨日今日ではTKでもYSDでもなく、NK村ユタカ！以前から代打や代走で出てくるたびに「やたらオーバーアクションで見せ場を作るきらいがあるものの、大事な場面でちゃんと仕事はできる人」という印象のあった中MRユタカ。その彼が打席に入っているのを見て「ホームランしかないでショ！」と思い、すぐさままたチャンネル替えてしまったのですが（駄目すぎる）、本当にホームランを打ったんだね、君ぁ！大した男だヨ、感激したヨッ！

まぁなんつーか、微妙ジャッジとかコーチ退場とかプチストとか★エラーとか、普段は滅多に見られないものが色々見られて色んなことがあった長ーい長ーい試合でしたけど、オレ的にはあの9回裏の抗議中断を呼んだセーフ判定、あの時のジダンダジダン！ならぬジダンダY野捕手！が一番面白かったッスね…。ほんっとに地団駄踏んでましたネ、あのヤーさんが！いつも沈着冷静（ではないかもしれないが）のヤーさんが、まるで子どものように！なんかむしろ可愛らしかったすネ！アハハ。…って、勝ったから笑ってられるんですけど。
でもあの判定は確かにセーフだったんではないかと、オレは思います…。その前のユタカのアウト判定ってのは見てないから何とも言えませんが…。

審判も人のコである以上、ミスジャッジや微妙なジャッジは長いペナント中に何回か発生してしまうわけですし、それによって得をしたり損をしたりしながら積み上げられてきたものが順位なわけです。そーゆー順位を尊重するためにも、やっぱりプレーオフ制度っていまいちオレは賛成できかねるものはあるんですけど、まぁそれはまた別の話な上に既出の話題ですんで今日はこの辺でアデュー！

トラにはあの試合で「もう勝ったつもり！」にならないで、あと20試合を全勝するつもりで頑張っていただきたーい。1日でも早くOカダ監督をラクにしてやってなー。（そんなのなるわけ無いっすネ。←もう勝ったつもり！）

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