2003年4月
■ 背中に...2003/4/1 (Tue)
どれほどの人の釘を背負って
どれほどの人の焼香を背負って
貴方は生きるか
■ わたしのきもち...2003/4/1 (Tue)
それは
そろそろいいんじゃない
だ
■ 絶命...2003/4/1 (Tue)
こんな姿になってまで
助けを求める手を拒むのか
助けを求めて手を挙げるのを
貴方は(私は)拒むか
■ 肋膜と...2003/4/2 (Wed)
君と
僕と
黒い虫
うなじに絡みついて喰い入って身体中荒らして
とふとふと疲れる
とふとふと不動の土となる
■ 雲の裏側...2003/4/3 (Thu)
なんだかよくわからない
けれど居てくれたのだと
これほどに穏やかなので
いまわかるのです
居てくれたのだね
アリガトウ。
■ 納豆糸...2003/4/3 (Thu)
断ち切らずに前に進むというのが困難で
第一重いし足も取られるし
立ち止まるわけにもいかないし
そんなわけで
■ 押し売り据え膳...2003/4/3 (Thu)
結果的にカレのした事とは。
「男みな同じ」論に輪をかけただけじゃぁないの、
と冷笑しつつも心のなかでぼんやり
彼の人が同じことを告白しても自分傷つかないであろうな
と
■ 骨...2003/4/3 (Thu)
それは私の欲した答え
本音を言って済んだ試しはない
■ 速球...2003/4/3 (Thu)
そんなに早く打ち砕いて
しまって
どうするの
■ 性懲り...2003/4/4 (Fri)
を失くして
感情捨てるか現実無視か
両立できない因子と知れて
感情無視か現実振るのか
両立させじと身体を巻いて
■ フェイシャル...2003/4/4 (Fri)
きゅうはちななろく、その程度。
指名手配に少し似る。
ごうよんさんに、卑下しない。
したたかに君は形式に弱い。
制服に弱い。
立法に弱い。
■ 君が与えしは...2003/4/4 (Fri)
恋の歌などではなくて甘い夢などではなくて
but a very real� harsh� and deserved reality.
Shall i thank for this� or else.
■ 通行禁止と札は言う...2003/4/5 (Sat)
周囲の誰もがやめなされ、と言い
身体の中すら僕を押しとどめ
道を尋ねてもやはり皆が言う
引き返しなさい、戻りなさい、目を覚ませ。
身体の中すら筋をつらせることに懸命で
僕は悪いと思う
僕自身にすまないと言う
止まることが、ただできない
■ 草履...2003/4/5 (Sat)
ごめんねごめんねごめんね自分
酷い目に遭わせるよ屹度君はまたぐたぐたに潰れるよ
すまない 自分
ほんとうに。
■ 腹立たしい事実...2003/4/5 (Sat)
自分がいつだって自分に対しても貴方に対しても
頑張っていなかった
ということ。
■ 嫌悪と倦怠...2003/4/6 (Sun)
寛容になったわけではないの
慣れただけサ。
■ 骨組み鋼鉄ミューティどぉる...2003/4/8 (Tue)
僕はどんどん駄目になるばかり
君は完成してゆくばかり
譲ったほうが良いならそう言って
声も
指も
力も膚も
傷ついてすぐ血を流すこの膚も
■ 虚...2003/4/12 (Sat)
誰も泣いてはいけない。
そうまでして振りかざすほどの大儀 だった
ようには見えず
間違えているにさんにん
間違いと知り動かされるすうせんにん
間違いに踏み潰されるすうまんにん
■ 幸せのくに...2003/4/12 (Sat)
遠いいねほんとうに
どうすればよいのだろう
■ プロロ...2003/4/12 (Sat)
遣わされた意味を初めて知った
葛藤の中身をようやく知った
■ 轟音...2003/4/14 (Mon)
悲惨じゃあ ないよ僕は
それほどに悲惨ではない
だからだいじょうぶ
だから生きてゆける
だから続けられる
悲惨なんかじゃない、僕は
いつも君がそばにいるのだって
夢をつなぐ
残滓を握りしめて
そうやって生きる
■ メトロ...2003/4/15 (Tue)
つらくても顔が見たくとも
押し掛けるわけにいかない
迷惑だから。
■ 不可視なキーボード...2003/4/16 (Wed)
ヒト に二度と期待をしない
ことばかり唱えて暮らす日はサビシイ。
■ scene - vol.1...2003/4/16 (Wed)
「 」
思い出すことはゼロ
もう何もない
シロ
■ 最後通告...2003/4/16 (Wed)
君以上の何者にも成るな
成ることはない
のだと 言って
■ 恥を知れ、の時間です。...2003/4/17 (Thu)
自分の分析にここまで悲しくなるこたぁない。
一方的に、底知れぬ好意を示せ、というのは無茶だよね。
■ ぐしゃ、って...2003/4/18 (Fri)
神様のてのひらで握りつぶされたい
どうせなら ほんとうは
君のからだの正面で
ぺしゃっと潰れて、ふぅっと吹いて
飛ばされてしまいたい
■ お星様...2003/4/22 (Tue)
僕の真上に墜ちてくれ
■ 紅い目玉...2003/4/24 (Thu)
貴方が私をほどいてくれたら良いでしょうにね
ひとつの糸を選んでひけばするりとほどける
それほどに容易くはないけれど
貴方が私をただの直線に戻してくれたら
■ 鎖骨なでつつ...2003/4/24 (Thu)
こんな日の連続でも、よっく探せば良いことだってひとつふたつは見つかるもんよ。
と 言うと
少し気は楽。
君は記憶の中に居る。
テレビでよく似た人を見た。
■ 一年経って読み直したら。...2003/4/25 (Fri)
書いているがりがり
体現でも創造でもなくただがりがり
打ち込んでいるがりがり、と。
■ 至言...2003/4/25 (Fri)
僕たちは失敗だった、
僕たちは後悔し始めた、
僕たちは偶然に騙された、
正解はどれだ。
■ 仮想...2003/4/25 (Fri)
反応がないと怖いから
いつまでも言い出せない秘密のように。
下手くそな作り話、もういいよ。
沈黙の行のほうがまだ語り上手。比べれば。
■ ゲトゥ...2003/4/25 (Fri)
知ることは易く
認めるは難い
■ mission...2003/4/30 (Wed)
saves
NO
body
(period)
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