« 2004年11月09日 | メイン | 2004年11月13日 »
思いもせずに
鼻っちへ今贈る。
最近なんでかあの子をたくさん思い出します。
私が貴方の後、一番最初に突き当たった「否定」であったあの子を思い出します。
冬に近づいているからかもしれないと思うのです。
最近、「くじけないで」という言葉を聞きました。
頑張ってとか、負けないでとか、そんなことばかり言ったりかけられたりしていた耳に、頭に、「くじけないで」は新鮮でした。やんわりと、涙こらえてしぼり出すような確かな優しさの裏付けでした。「くじけないで」、と、言ってあげたい人がたくさんいます。
そのリストの末尾に、あの子に出逢った頃の自分を挙げたいのです。
今更こんなことを言ってどうなるものでもないし、どうかしたいわけでもない。けれど私はあの子に出逢った頃の自分に今とても、「くじけないで」と言ってあげたいのです。否定に負けないで、その時の自分の気持ちを大切にしなさいな、と。あの頃の自分よりもおねえさんになった今の自分の立場から、そっとそっと、諫めるように背中押すように、言ってあげたいのです。
くじけないで。
と。
2004.11.10.17:31 | トラックバック (0) |
偶然を裏返すとそこに必然が
私のやり方は卑屈だ。
けども、結果的にそれが誰かの役に立てるんならば、私が一人でみっともながってればいいんであって、恥をかくのは私の内省的な部分だけでしかない。
ならばそれでいーじゃないか。
昨日プラトンの「愛」に関する哲学書を読んでいて(書名何だったか…)、貴方を解明するまた別の切り口を見つけたよ。だけどきっと今までと同じで核心にはたどり着けないのだろう。何か足りないんだ、ピンとくるものが何処にもないんだ。
私は、貴方がもしかしてグラビアの中の人だったりしたらば、何てあっけなく何て普通に貴方をやり過ごし得たかもしれない、と、時々思う。貴方は私の日常の中に忽然と舞い降りた非日常だった。
今んとこわかっているのはそれくらいだ。
正体はつかめない、サッパリ。
2004.11.10.22:11 | トラックバック (0) |
いつわりぼっち
ときどき、自分の中にものすごく凶暴な(否。強暴かも。)はちゃめちゃな奴が現れて、へろへろと笑っている顔の裏側から囁く。
ナニ言ってんの、アンタ達はシアワセなんだヨ!
ほんとうのひとりってゆーのはね、私みたいなやつだヨ!
だけど私は知っているのだ。
私はほんとうのひとりではないんだ。
だけど君たちが君たちの思っているシアワセよりも格段にシアワセなのは確かだ。
そして私は知っているんだ。
私も格段にシアワセなのだとゆーこと。
私はただシアワセで目の前真っ暗になって、他にすることもないから悩んでみようか、てヤツなんだヨ。私の悩みはただの甘えなんだヨ。
生きることに必死な人から見たらば随分贅沢な。
2004.11.10.23:33 | トラックバック (0) |