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死にゆく言葉たちよ

あのときになぜ「必要の無い破滅」と言われたのか今ならわかるよ。
私は、自分から遙か離れた着弾点に向かって、全速力で走っていたんだね。夜も眠らず昼も休まず、持っているものをかなぐり捨てて、被弾するためにだけ、わざわざ走っていったんだよね。

いまもたぶん。

なんで走るのかわからないままに、何が自分を走らせているのかもわからないままに、結果だけは明らかな目的に向かって、ただ走り続けている。義務であるかのように。強いられているかのように必死に。

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2012.09.22.16:39 | トラックバック (0) |

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