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同窓生
のよーな親近感がある。
と、誤魔化した。誤魔化したんではない。
嘘をついた。わけでもない。
茶化した。
もっと違う。
親近感はある。
けどもやっぱり君ぁクズだ。
男なんてみんなクソだ。
なんでそんなふうに吐き捨てるようになった?
Read More... ゼロよりまし、という、いつも本音がココロの底であぐらをかいている。もう隠れようともせずに、堂々と見えるところであぐらをかいている。サイコロを転がして、ゼロよりまし。それだけの時間つぶしでしかないと言う。嘲弄というのはこれか?
走っても走っても、歩いている彼らに決して届かず。
叫んで声は届かず。
血をそそいでも、朱とは映らず。
水のように飲み干され。
画家の君。
君ならば、いや君はあの時、僕にナニを見たのだ。僕をいったいナニと間違えて、あんなような透明な、まっすぐな、どろどろとも成り得ただろーにマグマのように勢いよく流れたからただ若さのそれであるとしか映らない、南国の如し、パッション、
は。
もしかしてこれがアレか?
忘れた。
忘れたけどもアレか。
くるーど。
いや違う。
まぁとにかく。
あのときの君の「一途」ってものに比べたら僕は今、まるで眠っているように無感動で穏やかな日々だよね。
いったいこんな凡庸な僕のなかに、なにを勝手に幻想して君は、あんなふうに純粋だったのだろう。
きっと「少年」であったから。
ただの「男」に育ってしまった今の君にはもうそんなものは残ってないのだろ。
それを追うことに何か意味はあんのか。
それを負うことに何か価値があるのか?
いや、ねえ。
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2007.12.10.20:39
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