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実験体

個体ってのは結局遺伝子にとって、数多あるバリエーションの中から最善のものを選ぶための実験体にすぎないのであろうか、あろうな。と考える。自分が自分である意味はその一点に集約される。結果を見ようともしない態度だから、それは確かに負けと呼べるかもしれない。

いや、そーゆー議論をしたいのではないはずなのに、回り回って結局はそこに還ってしまう。イラクサが進化するのだから、ヒトも進行形の進化を続けているのだろうそれはモチロン。ミクロであろうとマクロであろうと、狭義にも広義にも、生きることは所詮競争なのだと。他者を蹴落として、あるいは如何にだまくらかして、自分を伝えていこうとする戦いに終始する場なのだと。

それなら感情なんてないほうがよかろうよ。
冷酷さを抱いていく必要もあろうよ。

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2007.09.25.19:49 |

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