« 2005年10月29日 |
メイン
| 2005年10月31日 »
殺意と刹那
それを見た時に鏡が横にあった。
それを見た時の自分の顔がこわかった。
私のものにならないならいっそ死んでしまえ、と、一瞬思った。
何ごとも無かった時に、あぁ良かったネ。と思ったものの、自分がその人を抹殺しようとしたことを悪いとも思わず、悔やまず、怖くもなく。いつか視点が変わってきますよ、時間が経てば諦められますよ、という御神託も救いとは思えず。
確かに感情は暴走しているし、我欲に振り回されている。
Read More... 私は別に大金持ちの一人っ子ではなかったのです。子どもの頃から、泣いても喚いても転がり回っても手に入らないものはたくさんあったのです。大人になったってそれはおんなじで、それなりに物静かにスッパリと諦めてきたつもりなのに、なぜ今回に限ってこんなに思い切ることができないのだろう。
自分で掻き抱けないならば粉々にするまで、とばかりに、「暴走」しているのだろう。
ナゼだろう。ナゼ。
アナタは死んだんじゃなかったのか。
もう眠りたい。
正午まで目を覚まさずに、一度も目を覚まさずに、夢の中では知らない人に囲まれて、眠りたい。
あの白々しい顔を潰したい。
切り取って箱にしまいたい。
誰も見ないように。
Close...
2005.10.30.22:13
| トラックバック (0)
|