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浴槽のふち
やはし情緒不安定は続いているようで、昨日夜中に洗濯物を干していたらばいきなり精神崩壊してしまった。自分を卑下しまくってごめんなさいごめんなさいを連発していた。許してくださいとも言えなかった。どうしてこんなことになったのかも嘆けなかった。私にはただシアワセを追求する資格なんてないんだ。ごめんなさい。
そればっかり。
じいちゃん、ごめんなさい。
ごめんなさいじいちゃん。私を見ていてくれてますか。こんな私のことでも見ていてくれますか。じいちゃん。どんなサインでもいい、じいちゃん私はいますごくひとりぼっちだ。ひとりは前から同じだったのにこれからもずっと結局はひとりなのに、今ほどひとりがつらいと思ったことはないんだ。じいちゃん、私を見ているんだって、どんなでもいいから証しをください、じいちゃん。ごめんなさい。
Read More... 部屋の隅っこで身体を折って、内側はぼきぼきに崩壊していた。
そんなままでお風呂に入った。
お湯に沈んでいた。頭まで沈んだらばどんなだろうと思って頭まで沈んだ。お湯の中だと音はほとんど聞こえなかった。とても閑かであたたかかった。時々じぶんの鼻から空気の粒がひとつずつ出て行ってその音がぽこぽこ聞こえるだけだった。
ああ。
少し苦しい
でも
と思った瞬間に、今まで閑かだったお湯の中に、浴槽の縁を誰かが思いきり蹴飛ばしたような、ガン!という衝撃が伝わって、チョーびっくりして、目を見開いてお湯から生還してしまった。
ほんとーに、頭をつけていた浴槽のすぐ外側を蹴られたようなすごい衝撃だった。びっくりした。お湯から頭を上げたらばなんだか気分もすっきりしていた。どうかしていたかなと思った。
じいちゃんに喝を入れられたような気がした。
真実は風呂場の隣の台所で冷蔵庫のしまった音だったようだけども。
でも私はあの時、じいちゃんが私を引っ張り上げてくれたのだと思う。
甘えてるんじゃありませんヨ、と、浴槽の縁蹴っ飛ばして。
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2004.12.14.23:08
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