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白墨の君
信頼していないから怖ろしいのではなくて、信頼を突き抜けたところに僕の君への恋というものがあってサ!
君が苦しいのがわかると、僕もそれなりに苦しくてさ。
君が迷っていると、僕の心臓も速く打ってさ。
なんだかこう、息苦しいようなココロはやるような、それでもそれなりに、そういうのが僕にはシアワセでさ。
すごく苦しいのだけど、それでもやっぱり君のために何かサファーするのは、何もできない僕にとってそれなりにそれなりでさ。
君を救えない世界でただ一人の僕としては、僕にできることは君をそこから引っ張り出すことではなくて、僕にできることはたった二つだけ、見ているだけと、土をかけること、僕は見ているだけがあまりにもツラくて、君の為にせめて何かしたい、身体動かしていたいと思って間違えて、土をかけてしまった、前回は。間違えて。自分が楽になりたくて。
Read More... だけども。今は、見ていられるよ。
這い上がろうとする貴方のことを、黙って見ていることができるよ。指先ひとつ動かさないで、貴方を黙って、ただ見ていられるよ。
私は、もう貴方を助けたくて、間違えて貴方を、反対に埋めてしまったりしない、私は。
貴方が苦しいと、私の心臓もどくどくと打つ。
貴方が迷っていると、私も道失ったようで不安になる。
だけどそうやって、足掻いている貴方を見ていて、一緒にやきもきしたり神にすがり仏にすがり
誰か あの人を 助けてよ!!
と身体の中で叫んでいると、貴方が相変わらず苦しんでいるのに私は、ふと楽になって、ああ、きっと大丈夫、と
思うんだ。
貴方はきっと大丈夫。
大丈夫、そんなに力をいれないでもいいんだよ。
貴方は大丈夫。
思うのだ。
心臓は相も変わらずどくどくと打つ、だけど芯の部分からだんだん鎮まってゆく、私は、思わず笑ってしまうほどに安心する、私は、
一番根本的な部分を貴方に預けてしまう。
そうして貴方を心配しない。
なんだか、ふつ っと、楽になる。
思うのです、
貴方は 大丈夫。
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2004.05.13.21:55
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