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一日を消す

六年前に自分が書いたものを読んだ。

「あの一番幸せな時間」

と、きっと確信を持って綴ったのだと、わかる。
六年経った今だから、わかる。
あの時の何がシアワセであったかって。何の疑いもなく信じていた、ことがシアワセだった。これからずっと続くのだ、と信じていた。反面でその言葉の上っ面だけをかすめて、これはきっといつか終結するものだと。それまでの幾百の例えと同じように、あっさり崩壊するものだと、信じていた。だからシアワセだ。

ほんとうにずっと続いていくなんて知ってりゃあね。

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2003.05.29.19:33 | トラックバック (0) |

自分がカワイイ

ということと、自分をアイスル、ということは、違うって。
僕は自分が可愛くて可愛くてしょーがないんだ、だからみっともないところを見せないように振る舞っているけれど僕の大半はみっともないところばかりなのでそれは如何に努力しても立ち居振る舞いに滲み出てくる、そうしてみっともなさをさらけ出しては僕は自己嫌悪に陥ってお湯の中で膝抱えてはゲンナリとして溜息をつくのだ、だけど。

だから。

貴方は貴方を愛すれば良い。
僕を君の自己愛の中に帰着させてくれ。
貴方が貴方を愛すれば良い。

2003.05.29.23:04 | トラックバック (0) |

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