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生年不詳
懐の、それはもう大洋のようにでかい人間になりたい。
これを言うと継続になるけど、いちいち人の、自分の知らない部分だとか過去だとかに、がつんげつんと躓きたくない。さっと跨いですたすた歩いていけるようになりたい。
だって別に躓くほどの事実でもないのにさ!いいじゃんか、ポケットに何を入れていようが、左手だろうがホーローマグだろうが、君が傷つくほどのことではないじゃぁないか!
Read More...2003.05.10.16:04 | トラックバック (0) |
思い切れなかったので
朝一番で池袋に行き、木曜に買い損ねた本を買ってきた。一部。
本をかき集めている際、レジの方で「以上十一点、八千三百云十円です」という声が聞こえたので、十一点も一度に買う人がいるのか、すげえ!と感心。新刊の帯がつきまくった文庫本を抱えてレジに行く。と、
「以上八点で、いちまんときゅうじゅうごえん頂きます」
。
なんですって!
はってんでいちまんときゅうじゅうごえん、いちまんときゅうじゅうごえん?!だってさっきの人なんて、11点買っても八千円でショ!何かの間違いじゃないんですか!!
2003.05.10.20:37 | トラックバック (0) |
数日前から
渡辺啓助集を読んでいるんですけどね。
なんつーかこの人の作品、とても不思議。ジャンルとしては明らかに怪奇・探偵・ミステリィなのに、読了後の、何だかほとほとと爽やかな哀しげな、秋空のような清涼感は何であろうや。
一番初めに『写真魔』を読んだ時から、この清涼感はずっと続いているのです。「盗撮」という、横溝さんなんかが書いたらば目を背けたくなるほどエログロになりそうなテェマを扱いながら、読んでいる途中で一度じわっとね。「純愛だー、これは純愛だー!」と思って何やらじわじわと。哀しく。切なく。
Read More...2003.05.10.23:11 | トラックバック (0) |