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心に百万倍平米

我慢できない!

と叫びだしたりはしない。けれど心の中で、厭ぁー、な感じが続く。ムカ。としている。そうしてそう感じる自分の性根がまた、厭ぁー、な感じで、ムカ。とする。

自分に向けられた相手の可視な部分ってその人の百万分の一でしかないかもしれない。いや、たぶんそれ以上。自分に向けられたその人の可視な部分が、相手の全てなのだと思ってしまう。当然ぼろぼろと、垢すりですられた垢のようにぼろぼろと、後から後から知らない部分が、もろもろと。出てくるので。その部分に、厭ぁー、な気分になったり、ムカ。としたりして、そう感じる自分に対して更に、厭ぁー、な気分で、ムカ。ともする。知らなかったこと、知らなかったことがあったこと、別に不思議ではない。知らなかったのが哀しいだけー。逢った瞬間に小道具から来歴まで全部目の前に並べ立てて説明してくれってのも不気味だが。不気味だ。マコトに。

ああどうしよう、僕は子供だ。

2003.05.09.19:33 | トラックバック (0) |

そう

サンダルのことなんすけど。

四年前に独に置いてきてしまったサンダルのことが忘れられない。室内履きとして、最後の半年ほど使っていたあのサンダル。日本円で三千円にも満たなかったほどのサンダル。青いベルトが「君らしい」と云われて決めて買ったサンダル。ヒジョーに履き心地の良かったあのサンダル。

ほんっと、服の二三着も放り出してでも持ち帰るべきであった。裸足でぺたぺた家の中を歩き回る季節になると必ずあの履き心地が恋しくなる。この夏はビルケンシュト@ックのサンダルを買ってみた。しかしやはり違う。だいいちあのサンダルはこんなに値段が高くなかった。

そう思いながらも、早自分の足形のついたビルケンシュ@ゥックのサンダルでどたどた家の中を歩き回るのであります。(畳の部屋に踏み込むのはちょっと躊躇する。)

(幕間)

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2003.05.09.23:46 | トラックバック (0) |

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