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いち早く逃げ出そう。

街へ出た。目的もなく僕は街へ出た。

(いや、年金前納しなければ。年金前納しなければ。と念じながら街へ出た。)

右も左も本の雑然と並べられた通路を一歩進むごとに、肩がみしみし重くなってゆく。

(内訳:内田百ケン集成1巻〜5巻 / 筑摩文庫)

指先に甘ったるい匂いのいつまでもまとわりついて離れないこと。今朝くらくらっときたトワレの匂いとはまた違う。

(香種:Xiang Do / VANILLA / 松栄堂)

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2003.04.10.15:41 | トラックバック (0) |

やっとやっとやっと

荷造りができたので、うっしゃ!宛名書きっ!と手帳を開いたらば。

ココロの準備も何もせずに、バッと、自分でもその瞬間思い返してあまりに無防備、と思うほど無防備に、バッと、開いてしまったものだから。

そんなものを後生大事に挟んでいたことすらもう忘れていたよ僕ぁ。莫迦だね。ド阿呆だね。かと言って、捨てることもまだできないのだから、激莫迦だね。困るんだよね、ホント。かと言って、開いてしみじみ眺めることもできないのだから、寂しい、ような気もする。開いてそれを見返すということができないのは、それだけ薄口になった証拠だと思う。

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2003.04.10.17:52 | トラックバック (0) |

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