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Info Sicko
いーんほー…ふりーこー。
などといかにもやる気のなさげな自分が歌う、のを頭の中で聴きつつも、風が吹いて雨が飛ばされる斯様な日にもあの人はやはり壁の中で血を抜いたり人を切ったりしているのかと思う。まぁ、一週間思い詰めたほど悪くもないんでは、とも思う。
一週間思い詰めたほどに自分は追い詰められていないと思う。やはり一種の、行きずりで合っていたのだわと。もしかしたらば、一年経って「甘いやね!」と偉そうに今の自分を見下ろしている自分はやはり、いるのかも。とも思う。
そ、それだけは厭だな。
Read More... だってそれじゃぁあんまり惨めよ。
朽ち果てているよ、もう。
そうしてその時の自分にはそれがわかりゃしないのだわ、と思うわ。ミイラだよ、だって!アンタの抱いてるのはミイラだよ!なんで、なぜわからんのだ!!
って腹を立てているよりも今の自分が方向転換をして未来の自分を救わなければね。
血を抜いたり人を切ったり、している壁の中の男でもいいじゃないか、ミイラよりはなんぼかマシよ。右も左も暗示には違いないのだから、せめて死に損ないよりも死んだばっかりの方を選んでしまえ!死に損ないよりは死体の方が。新鮮即ち死んだばっかり!死に損ないよりは死んだばっかりを。ミイラよりは新鮮な方を。
みんなビョーキだよね、ホント。
私だけがビョーキだね、ホント。
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2003.04.09.20:54
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黒と藍
ある人とある作品談議をしていた折り。
「あの作品はまったくもってゲージツだね。」
「映像ばかりでなく音響もすばらしいね。」
「実写と見まごうほどに細緻を極めたアートワァクだったね。」
「ストォリィもよくできていたね。」
「やたら問題提起をしたがる昨今のモノよりはね。」
「僕ぁ先日ついにDVDを購入してしまったよ。」
「それは愉快だ、今度是非僕にも見せてくれたまい。」
「厭だね。」
「厭かね。」
「厭だね。」
Read More... 「さておいて、あの主人公は少し寡黙すぎやしないかね。」
「さうだね。」
「声もいささか小さすぎるようだね。」
「さうだね。」
「実際問題として、あれじゃ周囲と会話ができまいね。」
「さうだね。」
「パァドン、の嵐だね。」
「さうだね。」
「しかしあの作品は彼のミリキ無くしては語れまいね。」
「さうだね。」
「しかし現実にあんな男がいたらばかなり厭であらうね。」
「さうだね。」
「それでもあの中ではやはり一番人気だらうか。」
「さうだらうね。」
「君も女性の視点からしてやはり彼に惚れるほうかね。」
「顔が良いからカッチョエエとは思うだらうね。」
「それでどうだね、惚れるかね。」
「いや、僕ぁ主人公より、幽体離脱のミドリな人にぐっときた。」
「…君って人は、本当にシニゾコナイが好きだな、ワレ!」
えッ、『死に損ない』、?
と、二十四時間のうちに自分の言葉を無関係の他人からズバリ返されて驚いたんでした。きっと言葉って滲み出るのだわ。顔に書いてある!ってまんざら字面だけのことではないのだわ。と思ったり。
さぁ、この作品って何でショー。(わかるまいよ)
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2003.04.09.22:07
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