« 2003年04月04日 |
メイン
| 2003年04月06日 »
ココロは二人の旅人だ!
とか言った人がいたようだが昔。(誰だったか忘れた)
いや、誰も言っていなかったか。彼が言ったのは「ココロはあっちとこっちを向いた二頭の馬がひく暴走馬車だ」とか何とかだったか。
まぁそんなこたぁどうでもよくて。
ココロが二人の旅人ならば。僕の右半分は現実しっかり見つめて地に足つけている(少なくともつもり)だよ!僕の左半分は未だ自分の心臓てのひらに乗っけて、これをあげるんだ!あの人にこれを寄贈するのだ!と叫んで手に負えない。
Read More... 阿呆だよ。
自分がそれを言えるだけまだマシよ。
何故同じことを繰り返して同じ恥を浴びて同じように頭抱えて、ぶくぶくと浴槽に沈んでゆくのだロウ。ほんと、何故。もしかして、それが好きなのか自分。新しい切り口見つけられてしまうよりは、同じ傷ばかり何度もうけていたほうがまだ楽だって、それだけか。保守的な。
雨音にすら僕は応える。
Close...
2003.04.05.18:02
| トラックバック (0)
|
春号
去年:
庭の白木蓮の木にへばりついて、下から満開の様を眺めたりしていた。なのに今年は気が付くと散っていた。バタバタとする間にも縁側からチラと見やって、「もう咲いている。」と思ったことはあったのに、病院に通っている隙に、散っていた。
対照:
あの日に車で通り過ぎた知らない公園に、ぽつんと一本立っていた白木蓮を覚えている。家の木ほど大きくもなく、何かの間違いでは、と思うほどに凛としていた。不思議だった。きっと山頂でも湖畔でも官庁街でも知らない国でも、あの木ならばどこに居ようと、シャンと背筋をのばして立てるのだろう。そう思ったらば不思議だった。
Read More... 飛躍:
期待と未練を間違えたのかもねむ、とAが言う。Bは同意して、さうであるかもしれない、といふ期待が続いて、そのあと未練になつたのだらうね、と応じる。Cは黙ったまま、二人とも何を惚けているのやら、と考える。私はずっとずっと引っ込んだところで、円く眼を見開いて、ぴくりとも動かずに、膝を抱える。どうすれば良いかほんとうにわからずに、微塵も手ほどきを与えられぬままに、途方にくれて、もう過ごすことしかできなくなる。円く眼を見開いて、ぴくりとも動かずに、気づかれぬほど静かにゆっくりと呼吸しながら、過ごしてゆくしかないのだと思う。
心臓:
さりながら脈は首のうちでどくどくと打つ。自己主張の非常に激しきこと持ち主に勝る。理性が無い分、そちらが強い。
見てよ!
開いて!
私を見てよ!
あの人に私を曝してよ!
どくどくどくどく!
どくどくどくどく!
逆切レ:
鬱陶しいのだ、君。ちょっとは黙って私に合わせるってことを学びなよ。勝手に自己主張をするのはやめたまい、ホントに。私の中で君ばかりそんなふうに欲求全開というのはどうかな!理性で傷を抑え込もうとしている私を無視して、どくどくどくどく自己主張というのは、ちょっとどうなのかな!
「私の故郷」:
嘘でも良くてね、多分騙すのも良くてね、本当はそれがいつも背中からべったり僕にくっついているのでも、それが故に誰も僕に触れることができないというのでも、嘘で良かったのだ。一瞬で良かったのだ、僕の目をふさいで、それを見えないようにしてくれるだけでも、それだけでも、存在自体消滅することはなくとも、消滅したような振りをしてくれたらばそれだけでね。嘘も。
虚言:
私がそれを引き剥がします。
私が貴方の背後を守ります。
貴方は独りではありません。
振出:
それがべったり僕の背中に貼りついたまま。
Close...
2003.04.05.22:13
| トラックバック (0)
|
正解と解説。
『パイドロス』プラトン
(藤沢令夫訳・岩波書店「プラトン全集5」)
「魂」とは「翼を持った一組の馬」と「その手綱をとる翼を持った御者」が「一体になって働く力」のようなものであって、即ち魂とは「動いてやまぬもの」、しかも「自分で自分を動かすもの」である。
のだそうな。
(だいぶ記憶と違うではないか。)
Read More... 転、
シアワセになれないならせめて金持ちになりたい。
と、何の躊躇いもなく思うようになりました自分。もうシアワセは諦めたみたいです。仕方ないんじゃないかなと思います。コレに関しては、少なくともこの先数カ月に関しては、この思考を振りかざそうと自分のこと責められないんじゃないかな、と思います。何もできずにぼーっとして毎晩お湯に沈んでしくしく泣いているよりは。
何度目かに、金と人心、について考えて。
ロウになるので書きませんけど。
Close...
2003.04.05.23:27
| トラックバック (0)
|