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もう泣かなくていい
なれば大丈夫のはずの「来月」になって、もう半分も過ぎてしまった。ひとつき過ぎて、まだこんな状態だとは。
自分の価値を他人にゆだねてはいけない。
自分の価値は自分で決めなければいけない。
そうでなければ、何もかもが簡単に崩れる。
特別なことではない。ありふれたことで、今まで当たり前のように自分の肩に乗っていたもの。今回降ってきたわけではない。ただ、わたしは、うつむいたから、滑り落ちただけ。滑り落ちて足下に転がった。今まで見えていないまま背負っていたのに、滑り落ちて目に触れてしまった。というだけのことだ。
Read More... だからこんなにつらいんじゃないか、
こんなものを、肩に背負っていたなんてって。
なぜうつむいたのか。
なぜ笑っ
意味を求めるな
私は知っている
水が砂に吸われるように人の気持ちなんて一方的に消費されていく 名前さんの件で私が至った真理なんてたったひとつそれだけだった
気持ちは、思いは、対等ではない
片方からもう片方へ流れるだけ流れて枯れ果てるまで流れる
天秤は傾いたままで終わる
対等に「合う」なんて現象は起こらない
のだと
知っていた。
私が至った現実はそれだけだった。
だから、今度のことも、別にいいのだ。
なぜとか。
もしかしたらとか、もうやめるべきなんだ。
つらくなるだけだから、このままじっと待っていたら、きっとそのうちばからしくなって、私はきっとまたこれを背負って、とぼとぼ歩き出せる。
誰にとっても、私の価値はゼロに等しく。
すげ替えのきく立場でしかなく。
それでもそれをいちいちふりかざすほどに強くもない。
私自身にとってすら、なぜなのかわからない。
私が私である限り何も変わらず、私が私でいることがこれほどに重い。
そしてあまりにも軽い。
もう泣かないでくれ。
そのことでもう息を殺さないで。
気づかなかったふりでやり過ごして、背負っていくしかない。
わたしは大丈夫。わたしはどうせそのうち歩き出す。
わたしはほんとに大丈夫。
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2012.09.17.08:43
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