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おもいださない
他人だ。
まったくの他人でしかも男だ。
何を期待したのだろう。バカか自分は。
仕事がボロボロになっている。
休み中は早く仕事してぇ仕事行きてぇ!仕事さえしてれば考えなくて済む、と、思っていたのにだ。いざ仕事に行ってみれば頭の中はぐちゃぐちゃでどうでもいいような(そして結果は重大な)ミスを繰り出している。集中していないから当たり前だ。挙げ句の果てにリーダーさんに気を遣われる。「怒ってる?」って、怒ってません!むしろ怒るなら自分に怒ってます!あ、いや、そう言われた局面では確かに怒ってもいた。ナッさんに怒っていた。もう近寄るなワレ!と思っていた。
でももうあの人は関係ないし。
一瞬だけどいい夢をみたよ、と。
きっと来週になればもっと薄れる、きっと来月になれば大丈夫になるだろう。行動するのは簡単だ。その結果自分にトドメをさすことになるのは知っている。それでも、行動するのは自分にとって甘えであるような気もする。
バカで可哀想なまるまるちゃん に自分をするのか?
大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫わたしは大丈夫、強いからひとりなのだ、ワタシは大丈夫、ワタシは大丈夫、ワタシから大丈夫をとったら何も残らない、だからワタシは大丈夫。わたしは大丈夫。
呪文のように唱えてその一方でなぜ息も忘れるほど苦しいのだろう。
なぜ、「そうであるかもしれない」と期待する余地のあることどもは一度として「そうであ」ったためしがないと、これまで歩いてきた全ての道において「そうであ」ったためしはないと、裏切られるためだけの無駄なハードルだと知っていて思い知らされていてそれでなお、今わたしは「そうであるかもしれない」と、別の可能性を期待するのだろう。
他人でその上に男だ。クソみたいな他人だ。
そこまで無理に貶めなくても(ほんとはクソじゃないかもしれないしほんとにクソなのかもしれないけど)、他人だ。課せられたマニュアルに則っただけの他人だ。
考えるな。思い出すな、意味を求めるな、記憶を反芻するな。
ホラー映画と同じだ、思い出さなければ忘れる一方で済むのだ。
不愉快な対象に記憶を置き換えたりしてみた。
パタパタと折りたたんでコンクリに詰めて海に沈めるようなイメトレもしてみた。
だけども、
いやそうじゃないんだ、だけども、じゃないんだ。
ほんとに遠ざかるべき記憶だ。
現実を見ろよ。
感情は捨てろ。
ちゃんとしなければ。
バカで可哀想なまるまるちゃんを演じるんではなくてだ。
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2012.08.25.09:40 | トラックバック (0) |