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8階の手すりを越えて
何もないところに言葉を綴れるか。
誰のために口を開くのか。
薄暮の闇に、まるで鷺が天仰ぐようにして、悲哀のトーンばかり犬笛のような高音で迫るかの如く、自己に向かう絶望。誰を救えるのだろう。少しでも押し上げて。結局は自分がそのヒトの途上にらんぷのようなあたたかさで灯りたい、自分が「残りたい」というだけのことじゃないのか、ほんとうにそのヒトのシアワセ願ってのこの足掻き なのだろうか。疑問。
もう充分にいただきました。
と、頷く次の瞬間には欲望剥き出しの
もっともっともっともっと。
2006.02.24.09:08 | トラックバック (0) |