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背景はどこにでもある

真っ白なバックグラウンドの人間なんて存在しませんし。

少し遅れて「スイマセン。」と言いながら颯爽と入ってくるのですよね。
その「颯爽」は決して「春風のような爽やかな」ではなく、「夏の川面を渡る涼風のような」でもない。ただひたすらに、そのとき行き違えたらずいぶんと強く頬にその残風受けるであろうくらい急いでいる、その喩えなのです。
誤使用だろうとも。

そして自分の持ち物から目を上げない。
たまに人間を見ていると思うと、視線の先はたいていその人の持ち物。

 だけど、足りているヒトなんて居るんですか?

そう言った。
それを聞いた時に、横っ面張られたように感じてハッとした。
同座の人は笑って聞いていたけども。

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2005.02.15.19:29 | トラックバック (0) |

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