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空だったから
夢とか作り事、そう見えてそうでしかないもの、ほんとうのこと、いかにもつまらないほんとうのこと、目の前にあるのに、あまりに当たり前すぎて信じることができなかったこと、きっとその後ろに何かもっと劇的なものがあると思って探し続けたこと。
何もなかったので、きっと何処かに行ってしまったのだと思って、私も歩き出した。色々なところを訪ねた。けれど何もなかった。始まりに戻ったらば、相変わらずそれがそこにあった。
あら。もしかしてこれ。
と思わないでもなかったけども、見えたのだ。
驚きだ。
そうそれ。「驚き」だったのだ。
2004.11.14.21:54 | トラックバック (0) |