恋ヒシカルベキ

私はどこにいればいい。
私は誰の代わりをすればいい。
私は誰に貴方を伝えれば良い　？

貴方は誰に貴方を伝えてほしい。
貴方の為に私は誰を呼べばいい。

そういう顔をなされるな。
私に壁の一面でいいから預けてよ。
貴方がそこを破るまで、貴方の名前を叫び続ける。

見送るのがもし恐ろしくても、私がそこから目をそらさない。
貴方の直線が弧に変わっても。
貴方の顎が天に向いても。

私に何が残されているか、貴方が手をとって教え

なくとも、私は無理矢理ついていく。
貴方の背中にしがみついても。

それしかないです、正気に戻ると私は何も手にしていないから。