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ラッシュアワーの埼京線
優しい言葉をかけられるのにも慣れていないけれど、優しい言葉をかけるのにはもっと慣れていない。いーのよ、とか、ダイジョーブよ、とか、そういうような「ほっとする」類の言葉と縁がない。
たぶん自分が頑張ってないからだと思う。自分の頑張るレベルとゆーもんが、他の人の頑張るレベルよりもかなり下なんだと思う。私はツライと頑張らなくちゃいけない。1がまったりで10が過労状態とすると、私は3のあたりでもう「しんど!」と思い始めるタチなんで。「しんど!」と思ったとこから頑張らないといけないくらいなんで。
それをつい他人にもあてはめて、「頑張れ!」と言ってしまう。
Read More...2004.06.09.18:53 | トラックバック (0) |
同一線
それでもそのとき一緒に同じ平行線の上に、立っていられて嬉しいと思った、貴方が、見ているものを同じ高さで見つめた、貴方が、感じた風を同じ強さで感じた。貴方が。
貴方の、中に突き刺さったちいさなちいさなその棘。
私の中にも、同じように刺さったよ。
貴方の、ココロの裏に生じたちいさなちいさなヒビ。
私の裏側に繋がっている。
貴方の味わった同じほどの感情、悔しさとか、失望とか、同じ平行線上で見ていた私にも沁みてきた。これだけが、私の許容された領域。
同じものを焦点に据えた。
それだけが、私と貴方の呼吸と脈と胎動の重なり。
貴方の受けた同じほどの雨が、同じ鋭さで私の上にもそそいだよ。
2004.06.09.22:06 | トラックバック (0) |