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不可思議の向こう

貴方が、只なら良かった。
何でもない、零なら良かったよ。
だけど貴方は満ちていた。
億の余裕と言えば億が詰まっていた。
京の空白と言えば京が詰まっていた。

貴方は、

時たま食い下がる。
同情でもするかのように降りてくる。
私は嬉しくて跳ね上がる。
けれどお互いにお互いのラインに戻る。
貴方はフルネス。私はエンプティ。

好きなだけ広がれる距離がある。

2004.05.24.23:18 | トラックバック (0) |

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