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一歩、それとも道
踏み外して戻り方もわからないまま歩き続けて。
道をたどることが大事 か、
とにかく歩いたということが大事 なのか。
わからない。
いま自分が立ち止まって考えているのか、それともいますら無意識に足を出して歩き続けているのか、それもわからない。
昔は頑張れば止まれるのだと思っていた。自分が止まりたくないだけなんだと。
だけど今、どうなのだろ。
Read More... 一つのことをそれと信じ込んで揺らぎ無い人
というものは、端から見ていると危なっかしい存在で。時に哀れにすら見える。
自分も頑固一徹な頭を持っているので、他人の事ばかり言っていられないのだけどとにかく。
信じ込むとか、信じ切るとかいうことは時に(限らずもしかしたら常に)危険なことであるのかもしれないと思うわけです。だから「信じるのか疑うのか!」と悩み続けて結論の出なかった一昨年、というのは自分にとって幸運であったのかもしれないとそう思うわけです。
「知りたい知りたい知りたい!」とあがき続けて「知ることすなわち自分で真実を選び取ることナリー」と手段見つけるまでには至ったけれど結局、どれを真実にするか、までは決められなかった去年というのは自分にとってそれほど非道い一年でもなかったとこう思うわけです。
知ってしまったらば、そこで貴方に関する思考のすべては止まってしまうのであろうし。そうしたらばそれ以上どんな提言も自分にすることはできなくなってしまうのだし。
そこで初めて完結するのであろうな。すなわち、要するに、そういうことなんだ。
完結させるのが惜しいのだ。
いやそんなことを言いたかったのではなくて、元へ元へ。
一つのことをそれと信じ切らない状態はそれほど悪いもんではないと。他人から「それは違う!」と横槍つっこまれた時の被害と損害は、信念が高く強固にそびえている時ほど大きい。ぐにゃぐにゃべそべそとした、とても信念と呼べるほどのもんでもなかったら、崩れ落ちるものなんて何もないし。
まぁ一概に「これこそ正しい」なんて言えないんだけどさ、とりあえず自己暗示、現状の正当化。
まいわーるど・まいるーる。
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2004.03.13.20:52
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