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死んだのは言葉のほうだ
いろいろと、考えすぎてもうわけがわからんです。
ぐるぐると、同じところをまわりすぎて眩暈がします。
ぐるぐると、まわり続けているうちに、どこが正面だったのかもわからなくなりました。挙げ句の果てに、今まで歩いてきた道を全速力で駆け戻っているような気もするのです。
「気もする」なんて言うけれど、実際に駆け戻っているのかどうか、決してわからないところが人生はキビシイです。
なんだかいろいろと考えすぎてわけがわかりません。
Read More... 右に左にプラスにマイナスにがくがくと、振れては戻り、戻っては振れ、その繰り返しなのです。理由があったとかなかったとか、信じるとか信じないとか、偶然だとか必然だとか、忘れるとか忘れないとか、なんだかもうどうでも良いような気もするのです。そんなふうに、本当は自分の中でイベント作りをしているだけなのかもしれない。何をしたってほんとうのことがたった一つ、鉄骨のようにがつんと私のなかに一本立ちしていて、その周りにがちがちとくっついている鉄筋のような私の記憶ってものは確かに存在するのです。
なんだかいろいろ考えすぎてぐるぐるとまわり過ぎて、どこが正面だったのか、いったいどこから始まったのかもわからないけれども、
貴方に生きて欲しいのだ、私は。弱くとも間違えていても美しくなくともいい、誰を傷つけたって、どれほど非道いやり方で傷つけたっていい、成功なんてするもしないもない、そんな社会の尺度ではなくて貴方が、深く高く浮沈することが、シアワセであったりそうでなかったりしながら、精一杯だったりそうでなかったりしながら、そういうことを繰り返しながら、貴方が一日一日を私の知らない場所で送ること。今のこの瞬間も送っていること。
どんな状態でもどんな評価をされてもそんなことは関係ないよ、貴方が指を握りしめたり顎を持ち上げたり青白い服の背中を見せて立っていたりすることが、私には大事なんだ。
ナゼ大事なのかはまだわからない。
どうせまたつまらない心象が背後にうずまいているのだろうから、知らなくてもかまわない。
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2004.03.12.21:37
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