恋ヒシカルベキ: 2004年03月07日アーカイブ

自分をたくさんの他人と同列に並べて、さらにまた他人の評価の眼にさらすというのはなかなか勇気のいる所作だ。慣れてしまうとどうということはないのだろうけど。そんなものに慣れるというのもどうなんだか、と思わなくもないけれど。

自分を客観的に見られるというのは怖い。
自分のキャパシティとアビリティを棒グラフに作り替えて他人とその高低競わせられるというのは怖い。
そびえ立つエリートの皆様を見上げて、自分の輝きもしないパーソナリティとポッシビリティを慰めにするのは哀しい。

しかし怖がって世間の隅っこに隠れていたところで環境は改善されるでもなし、これから積もり積もってゆくその400円のために、自分の不利を承知でも私はそっと挙手してみるのです。

資格才能人格将来性あんまりないよ！

ゼロに近いけど、ゼロでもないよ。

その塊が私の本音の部分を拒絶している。

ように見える。

しかしあの人から見るとやっぱりあの人を拒絶する世間を構成する他人の塊の一部が私なんであって、こっちの人から見てもその人以外は世間を構成する他人の塊なのだし。

自分だけじゃない。

のだと思うことが、

思うことが自分の苦しみ減らしてくれるわけでもなし、考え方を変えて物事ぐるぐるはぐらかして気をそらして見たって何も解決しやしねぇ、チキショウ。

恋ヒシカルベキ