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心の底で
れっつ、考えてみよう。
自分自身ってのは同じ入れ物の中に収まっているちょっと特別な他人なんだ!
と。
外側に住んでいる他人を理解できないのは、ケッコー簡単に納得してしまえる。そんなもんでしょ、と諦めてしまえる。だけど生まれてこの方、ずっと手繋いで肩組んで二人三脚で、同じ直線曲線歩んできた相手を理解できないってのは悲しいよね。
だからなんとしても理解してやろう、と葛藤してしまうわけで。
Read More... しかもタチが悪いのはその他人。目の届かないところで好き放題のやりたい放題。わけのわからないものを拾ったり他人のものを懐に入れてしまったり、かと思うといきなり眠りこけてしまったり、手当たり次第にそこら中の人を喰いあさったり、している。その後始末をするのは全部こっちでさ。
だけど「私」が縛り付けられているいろんなものから離れて、自由に飛び回るそのコが結局は魅力的なんだよね。謎まみれで、次に何をするのかわからないし、過去にどうしてそれをしたのか未だにわからないこともたくさんあんのだけど。自由で素直だから魅力的なのだ。そのコを抑制しなきゃいけないのは、ある時は自分にとって義務だったりするけれどもまたある時は苦痛だ。
だから。要するに。
自分に対しては他の誰にするよりも慎重になるべし。
「どーせ自分だから」とか、「自分なのに」とか、軽々しく扱うべからず。
だってそのコには君しかいないのだから。私の中のそのコにも私しかいないように。
素直で自由なだけなんだ。君の抑制振り切ってしまうのは、そうするだけの、よほどの理由があるんだね。
きっとものすごく苦しいのだと思う。
君の力になりたくて僕は必死だ。
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2004.02.13.22:50
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